腸のこわ~い話

便とは・・・

未消化の食べ物や老廃物は腸内の古くなった粘膜や分泌物そして腸内の細菌などと混合して、徐々に固形化して便となり、直腸を経由して肛門から排泄されます。

善玉菌・・・

若さ(免疫力)を保ち、健康に役立つ菌。

悪玉菌・・・

老化を早め抵抗力(免疫力)を低下させ病気にかかり易くする菌。

便秘が習慣的になると・・・

老廃物が長く腸内に停留し、多くの有害な細菌が住みつき悪玉菌を繁殖させ

体に悪影響を及ぼすようになります。

※私達の体力を低下させ病気の元となります。

腸について・・・

私達が理解すべきなのは、体内のあらゆる器官のうちでもっとも神経組織が貧弱なのが腸であるということです。そのため、腸は少しくらいの異常が起きてもそれを知らせることがありません。神経の反応が鈍く、神経分布はまばらなのです。腸になんらかの異常があって、本人がそれを感じる場合、その時にはもう本当に病状がかなり進行し、困った事態になっているのです。

便秘の種類

一過性の便秘・・・

ダイエット等で急に食事の量が減ったり、水分の少ない食事や妊婦や月経の前、

又仕事や家庭生活の急変などによるストレスのために起こる。

この便秘は一過性のものですから、その原因を除けばすぐ治ります。

 

症候性便秘・・・

病気のために起こる便秘。腸閉塞や腸捻転が主な原因で激痛、吐き気がします。

 

常習性便秘・・・

腸の機能が低下したことにより起こります。

結腸性便秘は腸の蠕動運動が弱く便を押し出す力が弱いために起こります。

直腸性便秘は便意があってもトイレに行く時間がなかったりなどで、

便意を我慢してしまうことが多くなると次第に便意を感じなくなるために起こります。

 

けいれん性便秘・・・

腸の蠕動運動が強すぎるために起こります。

ストレスが原因となることが多く、時には便秘と下痢を繰り返します。

その他に大腸がんやポリープなど大腸にできた腫瘍のために大腸が狭くなって

便の通りが悪くなり、便秘を起こす場合もあります。

 

病気の原因・・・

自然の防御菌(善玉菌)の叢(フローラ)など体の正常な活動に必要な防御物の不足から発生しています。そうした事態になると悪玉菌が大腸に侵入し繁殖します。

それによって生じた毒は

血流を汚染し、体のすべての組織、腺器官を徐々にむしばみ破壊していきます。

腸が体内の器官と連係して機能していることの証明なのです。

体全体のすこやかさは、器官・組織のひとつひとつすこやかさに依存しているのです。

ひとつの組織または器官が衰えると全身に影響が出る。腸が機能不全に陥れば、

体の他の器官にも必ず伝染するのです。これが、腸から始まる病気のドミノ現象なのです。

 

便が長く腸内に停滞すると

胆嚢・心臓の障害・静脈瘤・虫垂炎・深部静脈血栓症・閉塞性動脈硬化症・裂孔ヘルニア・憩室症・関節炎・大腸ガンなどの誘因となります。

 

便秘症の女性に多い乳ガン

サンフランシスコ大学医学部がこのほど発表した研究結果によると、腸内で作り出された有毒物質が健康にさまざまな害を及ぼすことが判明しました。

この研究により、「脂肪分が多く、繊維質の少ない食品を食べて便秘を続けていると乳ガンになりやすくなる」という学説も裏付けられました。

子供を育てている母親1481人を調査したところ、便秘のひどい人ほど分泌された乳汁の中に異常細胞が発見される率が高い。同じ細胞は乳ガンの女性の体内でも発見されており、研究者たちの意見では「便秘症の女性がガンになる危険が増している証拠かもしれない」とのこと。細胞の異常は、排便が1日1回以上ある女性より、1週間に3回以下の女性に5倍も多く見られます。
便秘が乳ガンに結びつくのは、

便秘を長く続けていると腸内環境が汚染され、それが血液によって全身に影響するからです。

 

下剤について

下剤および便秘薬は大腸を空にするのが目的であり、基本的には人体にとって毒物・刺激物です。正常で自然な排便能力を回復させるにはまったく役立ちません。

下剤という毒物を投与された大腸は、その不快な物質をできるだけ早く体外へ排泄しようとし、そのついでにぎっしり詰まっていた便が押し出されるのです。下剤薬つまり不快な物質は、しばしばリンパ管と血管に吸い上げられて、体のあらゆる部分へ入って行くことになります。

そうなると、その人はいわゆる中毒状態になり、その下剤薬を濫用し始めることになるのです。

そして下剤薬への依存は腸の自然な排泄力を失わせてしまいます。
下剤は腸の筋肉を無理に働かせつづけ、疲労させます。

筋肉は休む間も与えられない労働のため動けなくなり、いくつかの症状を起こすことになるのです。


長時間便秘薬を飲み続けてきた人が、便秘薬を飲まずに排便するようになるためには時間をかけて少しずつ量を減らしていくことです。

1日に7錠服用している人は最初の1~2週間は1錠減らして6錠にし、食事を繊維質の多いものに変え、コーヒー、酒、肉類、砂糖などの量をできるだけ減らしきれいな水をたっぷり補給しましょう。

散歩などのあまり過激でない適度な運動を続け、生活を規則的にするように努力して下さい。

それでうまくいくようでしたら、次の週からもう1錠減らして、食物繊維の多いバランスの良い食事をとるようにし健康的で規則正しい生活を心がけましょう。

それを続けていき、最低でも7週間程かけてじっくり改善することです。

あせってはいけません。


体に与えてよい刺激は、軽い「運動」だけです。

薬で腸を無理に刺激すると必ず逆効果となります。

腸の自然な筋緊張が失われ、筋肉組織が弱くなってしまうのです。

汚れた腸が病気を作る

体の不調は腸の不調です