◆<腸内細菌のおはなし>◆

一般に食物は口から入っただけでは吸収されません。
胃液や胆汁・膵液で分解され、その栄養素のほとんどは

小腸で、水分は大腸で吸収されます。
つまり腸から吸収されて初めて体内に入ったことになる

のです。腸は栄養素を取り入れる窓口なのです。
小腸は十二指腸・空腸・回腸からなり、全長約6~7mで

内部は無数のヒダに覆われています。
およそ2~4時間位で食物の消化・吸収を終えます。
大腸は盲腸から始まり直腸まで全長約1~1.5mほどです。

神経細胞によって内容物の固さを自動的に判断し、排便に適した形状にします。この機能がうまく作用しないと下痢や便秘になってしまいます。
こうしておよそ24時間かけ、ゆっくり便の製造と排泄作業が行われます。
腸内には、主に回腸から大腸にかけておよそ100種100兆個にも及ぶ腸内細菌がいるといわれており、現在では500種以上いるともいわれています。ヒトの細胞の数が全体で60兆個と言いますから、それよりはるかに上回っています。重さにして1kgほどにもなるそうです。
腸内にいる細菌は同じ種類の菌が群生し、まるでお花畑のように腸の壁面を覆って生息しており、腸内フローラ(腸内細菌叢)と呼ばれています。

 

◆<腸内フローラを覗いてみると・・・>◆

一般に腸内細菌は、その働きから三つに大別されています。
①善玉菌・・・ヒトの体に有用な働きをする菌

         ※代表的なもの:ビフィズス菌、乳酸桿菌etc

②悪玉菌・・・腸内の中を腐らせたり有毒物質をつくる菌

         ※代表的なもの:クロストリジウム

           (ウェルシュ菌など)、ブドウ球菌、ベーヨネフetc

③日和見菌・・・善玉とも悪玉ともいえない菌で体調が崩れた時、悪玉菌

        とてはたらく菌

         ※代表的なもの:大腸菌、バクテロイデスetc

 

◆腸内フローラにはいくつかの特徴があります。◆

※腸内フローラはヒトそれぞれ人相・手相が異なっているように、

腸内フローラ(菌の種類や数)も異なっています。


善玉菌・悪玉菌・日和見菌の比率は、普通の健康な人ならある程度一定で

悪玉菌より善玉菌優勢で保たれています。(菌叢バランスと呼びます)

 

※腸内はいつも陣取り合戦
住み心地のよい腸内という限られたスペースでは、善玉菌と悪玉菌がいつも激しい生存競争を繰り広げています。様々な原因で菌叢バランスが崩れてしまいます。

 

※共生関係
ヒト(宿主)と腸内細菌は共生関係つまりギブ&テイクの関係にあります。

ヒトは腸内細菌に食と住を与え、腸内細菌は様々な代謝物を作り出します。
一般に、善玉菌は炭水化物などの糖を吸収して、乳酸・酪酸などの有機酸をつくりだし、これにより腸内を酸性にし悪玉菌の増殖を抑制します。また、外敵菌の侵入を抑えたり、悪玉菌のつくりだす腐敗物質を分解・腸の蠕動運動を盛んにするビタミンB群など様々な物質をつくりだす等、ヒトの健康維持に貢献してくれます。

 

◆<腸内フローラの変化>◆

※あかちゃんのとき・・・・
ヒトは母体にいるときは無菌状態ですが、

出産と同時に


1.またたく間に大腸菌などが入り込む
2.母乳栄養の新生児のお腹は、生後3~4日くらいでビフィズス菌(善玉菌の代表)に覆われる
3.離乳食の頃には、食物が入るようになり

様々な菌も入り込み、そのヒト固有の

腸内フローラがほぼ決まる

※年齢を重ねると・・・
1.悪玉菌の代表であるウェルシュ菌などが増加する
2.老年期にはビフィズス菌が減少してしまう

若い年齢層であっても、菌叢バランスを崩す生活をしていると

老年期を待たず様々な支障を招くことになるのです。

年齢が若くても腸内フローラを悪玉菌優勢の状態にしておくことは

好ましいことではありません。

◆※悪玉菌が優勢になるとどうなるの?◆

ー悪玉菌が増える主な原因ー
①食生活の乱れ・・・欧米型の食生活(高たんぱく・高脂質)
②加齢    ・・・年齢を重ねる(老化)につれ、善玉菌が減少
③ストレス  ・・・わずかなストレスでも善玉菌は敏感に減少しやすい
④抗生物質、薬物の服用・・・菌叢バランスの乱れ
⑤その他

 

悪玉菌にとってたんぱく質は絶好の餌になります。小腸で消化吸収できなかったそれらの栄養素を悪玉菌が食べ増殖します。それにより、インドール・スカトール・アンモニア・アミン・硫化水素等の有害物質が盛んにつくられます。これらの物質が腸から吸収されると、その一部が少しずつ体内に蓄積され健康を害するリスクは徐々に高まります。


便秘になると腸内に悪玉菌のエサとなる食べ物のかすが停滞し、

さらに有害物質の吸収を増幅させます。
便秘にならないように常に心がけたいものです。

 

バランスのとれた食事と排泄を習慣づけること、

そして、過食を控えることは菌叢バランスを保つ大切な要素です。

◆健康をサポートする善玉菌◆

※善玉菌を応援する食品成分
健康には腸内フローラを善玉菌優勢にすることが大切です。

けれども腸内の菌叢バランスは過食や不規則な生活・ストレスなどでたえず変動します。

常に善玉菌優勢の腸内フローラに保つことはそう簡単ではありません。
そこで、腸内フローラを善玉菌優勢へと応援する食品成分が近頃注目されています。

①プロバイオティクス

ヒトの体によい影響を与える
生きた微生物(生菌)のこと

②プレバイオティクス

善玉菌の餌となり、

善玉菌を増やして腸内環境を整える
食品成分のこと

この二つの食品成分は腸内フローラを善玉菌優勢に保ち、健康をサポート

することを目的としています。
つまり善玉菌を増やしてお腹の調子を整えるということは、

その代謝物質(乳酸菌生産物質)が盛んにつくられていることでもあります。そしてその代謝物質が腸内で働き・吸収され、ヒトの健康維持に貢献してくれるのです。

 

※プロバイオティクスやプレバイオティクスによる健康法は、腸内フローラの善玉菌を増やし、より多くの生産物質をつくり健康を維持しようという考え方です。
しかし乳酸菌などの生きた菌を飲んでも、実際は腸に届く前に強い胃酸や胆汁でほとんど死滅してしまい、なかなか生きて腸まで届きません。また腸に到達してもそこに定着できず通過菌として排泄されてしまう運命なのです。

 

そこで「乳酸菌生産物質」を直接体内に摂り入れようというのが、
バイオジェニックスによる健康法なのです

 

★バイオジェニックス★

腸内フローラを介さなくても多種な働きをする食品成分のこと

◆乳酸菌生産物質など・・・◆

バイオジェニックスによ該当する食品成分は乳酸菌生産物質のほかにも、

ビタミンC・E・ベータカロチン・リコペン・ルテイン・フラボノイド・

アントシアニン・カテキンなど多数あります。

 

バイオジェニックスによる健康法は、体外でつくられた乳酸菌生産物質を

ダイレクトに摂りますので効率よく健康に寄与します。

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